<セックスワーク・サミット2015@渋谷・秋>登壇

皆様、11月1日は万障お繰り合わせの上、オリンピック記念青少年総合センターへ。

セックスワーク・サミット2015「女性の貧困と性風俗 〜性風俗は「最後のセーフティーネット」なのか?〜」の中で、講演、そして鶯谷デッドボール総監督と対談いたします!

講演では、女性の貧困問題やその支援、表の世界の最後の砦である高校での取り組みを紹介したいと思います。

総監督との対談では、障害福祉や生活保護など表の世界のセーフティーネットに乗ることが極めて難しい方々の現状を、いつになく率直にお話しできればと思います。

以下、リード文を引用します。

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 近年、「女性の貧困」という言葉が、テレビや雑誌、書籍など
 様々なメディアで取り上げられるようになっています。

 その流れの中で、性風俗店の存在が「最後のセーフティーネット」として、センセーショナルな形で紹介されることも増えています。

 確かに、これまでの歴史を紐解けば、性風俗の世界は社会から排除された男女が集う世界でした。

 一方、性風俗の世界は、「セーフティーネット」と簡単に呼んでしまっていいほど単純な世界ではないことは事実です。

 貧困の問題も、性風俗の問題も、社会的に見えにくく、当事者が公の場で声を上げられない問題であるゆえに、特定の政治的な主張を強化するために、分かりやすいレッテルを貼られて都合よく利用・消費されてしまうという共通点があります。

 今回のサミットでは、「女性の貧困」というタイムリーなテーマに焦点を当てつつ、一般のメディアでは決して語られない、分かりやすいレッテルをはがした先に見えてくる貧困と性風俗のリアルな深層を可視化したいと思います。

 その上で、社会的理解が得られにくい性風俗の世界の中で、さらに見えにくくなっている女性の貧困の問題を適切に理解・解決していくために、性風俗業界に関わる人たち、及び社会福祉に関わる人たちがやるべきことは何かを考えていきます。

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